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個展「ものがたりの絵」ご報告

少々遅いですけど、あけましておめでとうございます。

 

ちょうど一ヶ月前の今頃、HBギャラリーで個展をしておりました。

 

「ものがたりの絵」

2016年12月9日〜14日

 

6年ぶりの個展です。

 

■わざわざ足を運んで来てくれる人たちに「楽しかった〜」「来てよかった!」と思ってもらいたい。

■イラストのことについて常々考えている人もそうでない人も、老若男女問わず、いろんな人が楽しめるものを描きたい。

 

と、いうわけで「大概みんなが知ってるものがたりをあんな風、こんな風に描いたらいいんじゃない?」と、考えて、今回の展示となりました。

 

とりあえず、簡単に展示の様子をご紹介します。

絵はいずれちゃんとスキャンして「ギャラリー」コーナーに載せるつもり。です。

 

入り口のポスターです。

 

ドアを開けて、

 

正面から見た風景。

正面の絵は顔がハメられます。

 

まずは芳名帳コーナーに、墨で描いた一寸法師。

昔、海岸で拾った流木にかかっています。

 

右の壁。

こちら縦60cm横450cmの「ものがたり絵巻」。

日本と海外の昔話60個くらいをごちゃまぜに描きました。

とにかくこれを描きたかったんですよねぇ。

(最後に近くで撮った動画もあります。)

 

少し物語が進みながら、同じものがたりが2、3回出て来たり、1度きりだったり。

その中に、好きな郷土玩具や大津絵など入れ込んだり(言い伝えとか、伝承とか、お守りとか単なる有名なおみやげ物とか…)、

ところどころに関係のない鉛筆描きの立体物を入れて、ダラダラしないようにしております。

観てくれた人たちの反応を見るとまあまあ効果はあったかな?

 

↓例えばこんな感じ。

森で狼に出会う赤ずきん。狼の後ろにはよく分からないドット柄の円柱がそびえる。

 

少し進むと、おばあさんの家に着いた赤ずきん。

 

なまはげなんかも描きました。

 

 

正面は、桃太郎誕生!の顔ハメ。

参加型ってちょっと楽しいですよねぇ。街にある顔ハメ、私はよくやります。

 

やらなそうな人にも、勧めてみると「じゃあ、やってみようかな…」とスマホを取り出してくれたりする。

うれしい。

 

誰もハメていないときは桃太郎の顔がはまっています。

 

 

左右にはいずれ鬼退治に一緒に行く動物たち。

まるで行く気ない顔つき。

そんな動物たちの裏側。思いっきり裏ですな。

 

右の壁はこんな感じ。

こちらも日本と海外のものがたり色々。

今まで描いたことない感じで描いたり、いつもの感じで描いたりしたものをこれまたごちゃまぜに展示。

ギャラリースタッフの多里ちゃんがパパッと飾ってくれました。すごいー。

 

そして、オイルパステルで描いた浦島太郎。

ずっと何年ももて余していた高級オイルパステル。ここでやっと使えた!

 

下には2016年夏に発売した絵本「みんなともだち」文:二宮由紀子 絵:海谷泰水(教育画劇)と、オリジナルグッズ色々。

 

今回のおすすめ雑貨は手ぬぐい。「手捺染」という染め方で、ちゃんと裏まで柄が入っています。

地色も染めた2色刷りでカラフルになりました〜。

ピンクと濃紺の2色展開。

 

搬入日前日に急いで作ったバッグ。A3が入るサイズ。生成りシーチング素材。

 

ポケットも付けました。

グリーンのみ2枚在庫あります。¥3,000+送料¥500

メールにてご注文承ります〜。

 

というわけで簡単ですが。

繰り返しになりますが、絵はちゃんとあらためて載せますので〜。

 

最後に、少しお時間ありましたら「ものがたり絵巻」の動画をご覧ください。(観られなかったらごめんなさい)

 

HBギャラリーのブログでも展示の内容が紹介されています。

 

観に来てくださった方々、スタッフの皆様、ありがとうございました。

 

 

 

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